バーで出てくるカクテルについて

コラム

お酒にはいろいろな種類がありますが、皆さんはカクテルを飲まれたことはありますか?バーなどで落ち着いた雰囲気で飲むお酒ですが、ここではカクテルの種類について少し調べてみましょう。またお酒に弱い方にもおすすめのカクテルも取り上げてみましたので参考にして下さい。

ショートカクテルとは?

ショートカクテルとは、簡単に言うと「氷が入っていないカクテル」のことです。元々はショートタイム・カクテルとも呼ばれ、その名のとおり短い時間で飲まれることを想定して作られるカクテルでした。

一般的に三角形の器と細長い足のカクテルグラスがよく使われます。これはグラスを持つ手の温もりでカクテルの温度が上がらないようにするためです。

氷が入っていないためカクテルの温度は時間と共に変化します。つまり出された直後がそのカクテルの適温状態であり、最も美味しいタイミングなのです。

また、もう一つの特徴として「比較的酔いやすい」という点があげられます。氷を使ってアルコールを薄めないことと、それに加えて短時間で一気に飲み切るということがその要因です。

ロングカクテルとは?

ロングカクテルとは、簡単に言うと「氷が入っているカクテル」になります。その正式名称はロングタイム・カクテルで、氷によってカクテルの温度を長時間に渡ってキープできるのが特徴になります。

適温状態が長く続くので、時間をかけてゆっくりとお酒を楽しむことができるように作られているのです。

氷だけでなくソーダなど他の飲み物でお酒を割っている場合も多いため、ロングカクテルは比較的アルコール度数が低めで、お酒に弱い方でも飲みやすいカクテルになっているのも特徴です。

ただ、氷が完全に溶けてしまうと水っぽくなりすぎて味わいが損なわれるため、美味しく飲みたいのなら、長くても20分程度でグラスが空くぐらいのペースで飲むようにしましょう。

スタンダードカクテルとは?

スタンダードカクテルには明確な定義はありません。漠然と表現するなら、一般に認知されたカクテル、人気がありよく注文されるカクテル、代表的で定番と言えるカクテル、ということになります。

スタンダードカクテルはある日突然生まれるものではありません。バーテンダーが新作を発表し、それが何人もの方に飲まれ、世間で認知されるようになって初めてスタンダードカクテルと呼ばれるようになります。

クラシックスタイルと呼ぶことができますが、時代を超えて愛され続けた、カクテルの歴史にも通じるカクテルがスタンダードカクテルなのです。

代表的なスタンダードカクテルには、ジンベースならギムレット、マティーニ、ウォッカベースならブラディメアリー、スクリュードライバー、ラムベースならダイキリ、ブルーハワイ、テキーラベースならマルガリータ、テキーラサンライズ等々、数多くのスタンダードカクテルがあります。

レディーキラーカクテルとは?

レディーキラーカクテルとは、アルコール度数が高い割に口当たりがよく飲みやすいため、女性がついつい飲みすぎてしまい、気が付けば酔っぱらってしまうというカクテルのことです。その名の通り「女殺し」で、女性を酔わせるためのカクテルとも言えます。

短時間で飲むなら、マティーニなど少ない量でアルコール度数の高いショートカクテルが、また時間をかけて味わうのなら、ロングアイランドアイスティーやモスコミュールなどのロングカクテルがあります。

他にも、柑橘系の果汁や砂糖などを加えて作るカクテルにソーダを足したサワー、レモンジュースやシロップ、砂糖を入れソーダで割ったフィズという分け方もできます。

代表的なレディーキラーカクテルには、ウォッカをベースにオレンジジュースで割ったアルコール度数12%前後のスクリュードライバー、ウォッカをベースにレモンまたはライムジュースを混ぜたアルコール度数10~15%のモスコミュール、アルコール度数20%前後でレディーキラーカクテルの代表格でもあるロングアイランドアイスティーなどがあります。

アルコール度数が低いカクテルとは?

アルコール度数の低いカクテルを選ぶうえで大事なのは、アルコール度数の高いウォッカ、ウイスキー、ジンをベースにしたカクテルを避けるということです。

長時間で味わうロングカクテルなら、氷が溶けてさらにアルコール度数も下がります。またジュースや炭酸水の量も調整できるので、アルコール分を抑えるという注文にも対応できます。

フルーツなどに砂糖やシロップを加えて作ったリキュールをノンアルコールドリンクで割ったカクテルもおすすめです。例えばカシスリキュールをオレンジジュースで割ったカシスオレンジはアルコール度数5%程度です。

バーで出てくるカクテルについて

ショートカクテルとは、短い時間で飲まれることを想定して作られたカクテルで、氷は入っておらず、アルコール度数も高いのが特徴です。ロングカクテルは時間をかけてゆっくりとお酒を楽しむことができるカクテルで、氷が入っておりアルコール度数も低めです。

スタンダードカクテルとは、人気がありよく注文されている定番とも呼ばれるカクテルのことです。レディーキラーカクテルとは、女性がついつい飲みすぎてしまい、気が付けば酔っぱらってしまうというカクテルです。

お酒の弱い方でも飲みやすいカクテルでは、リキュールをノンアルコールドリンクで割ったカクテルがおすすめです。ただお酒にある程度自信のある方でも空腹時はアルコールの回りも速くなります。これを防ぐにはおつまみを食べながら、ゆっくりとお酒を味わうことです。おしゃれなカクテルのお供にも、ビーフジャーキーを選んでみてはいかがでしょうか。

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