太りにくいおやつってなに?②

コラムダイエット健康

焼きいも

おやつの内容と摂る時間に間違いが無ければ、ダイエット中でも太りにくいということが分かりました。しかし、おやつは自分の好きな物に偏りがちです。それではダイエットの意味も損なわれてしまいます。そうならないように太りにくいおやつの選択肢を広げておきましょう。

太りにくいおやつとしてビーフジャーキーがおすすめの理由とは?

太りにくいおやつとしてビーフジャーキーが注目されています。その理由として、ビーフジャーキーは一度で摂取するカロリーが少なく抑えられるという点があります。

おやつとしてよく食べられるミルクチョコは100gあたり560kcal、キャラメルも430kcalになりますが、ビーフジャーキーはなんと30kcalです。

二つ目は、ビーフジャーキーは硬く歯ごたえがあり、よく噛んで食べることができるという点です。よく噛むことで満腹中枢が刺激され、満腹感が得られやすくなります。そのことにより食べる量も抑えやすくなりダイエット効果につながります。

三つ目は、タンパク質が多いという点です。タンパク質が少ないと代謝が減ってしまい、脂肪が燃えないという問題につながります。ビーフジャーキーには100gあたり54.8gのタンパク質が含まれているため、脂肪の燃焼効率が上がります。

高カロリーのおやつの代わりとして食べれば、ビーフジャーキーはダイエットにうってつけのおやつなのです。

太りにくいおやつとして焼き芋がおすすめの理由とは?

焼き芋と聞くと、糖質や炭水化物の塊のような印象があります。しかし、焼き芋300g1本が約490kcalであるのに対し、白米300gは約500kcalと大差はありません。

ただ、白米と比べ食物繊維を非常に豊富に含んでいます。便秘はダイエットの大敵です。焼き芋に含まれる豊富な食物繊維は、便秘予防に役立ちます。

さつまいもの食物繊維は100g当たり3~4gあります。これは大きめのさつまいも1本で食物繊維の1日の目標摂取量に達する量です。

さつまいもには中性脂肪が付きにくいという特徴もあります。一般に糖質を摂ると血糖値が上昇します。しかし、さつまいもに含まれる食物繊維は血糖値の上昇を抑え、その結果インシュリンの分泌が減少し、中性脂肪がつきにくくなるのです。

また、焼き芋は食べすぎを予防するのに最適です。豊富に含まれる食物繊維がお腹の中で水分を吸収し膨らみます。その結果、満腹感が得られ、余計に食べるのを防ぐことになるのです。

太りにくいおやつとしてこんにゃくゼリーがおすすめの理由とは?

こんにゃくゼリーがダイエットのおやつとして使いやすい理由としては、低カロリーであるという点があげられます。製品によって若干の差はあるものの、一つ当たり10~40kcalあたりで収まっており非常にヘルシーです。

もちろん食べ過ぎは問題ですが、小分けにしているのを少量食べる程度であればほとんど問題ありません。

また、こんにゃくゼリーは水溶性の食物繊維も豊富であり、便の改善を促してくれるだけではなく、満腹感も一定程度与えてくれる食品です。

それに加えて、こんにゃくゼリーは弾力があって何度か噛む必要があり、その点でも満腹中枢を刺激してくれます。お腹を満たすという面では、これほど条件が整っているおやつはなかなかありません。

太りにくいおやつとして甘栗がおすすめの理由とは?

どうしても甘い物が食べたい時に、代わりに食べるのにちょうどよいのが甘栗です。甘栗のカロリーと糖分は低いわけではありません。しかし、食物繊維が多く、脂肪燃焼効果も期待できるなど、とても栄養価が優れています。むくみや便秘の予防など嬉しい効果がたくさんあります。甘い味が楽しめますが、脂質は少な目です。

コンビニなどには皮をむいて食べ易くなっているものもあるので手軽に摂取できます。小袋で売っている点もダイエット向きです。

ただし、どんな食べ物も食べ過ぎると太る原因となります。また、食後に食べることは、食事でとったカロリーの上乗せになります。食べ方にさえ注意すれば、甘栗はダイエットの強い味方になります。

太りにくいおやつとして茎わかめがおすすめの理由とは?

茎わかめがダイエット中のおやつとしておすすめの理由としては3つあげることができます。一つ目はカロリーがとても低いという点です。100gあたりの計算でも、せいぜい10~20kcal程度なのでたくさん食べても太りにくいです。

二つ目は食物繊維やマグネシウムが豊富な点です。食物繊維は空腹感を満たしてくれ、マグネシウムはダイエット中に不足しやすい栄養素で、不足分を補ってくれます。

三つ目は保存がききやすく、値段も安いという点です。数ヶ月程度持つことも珍しくなく、数百円程度である程度の量が買えるのも嬉しいです。

ただし、摂り過ぎには注意が必要です。塩分が多いのでむくみやすい性質があるだけではなく、食物繊維の摂り過ぎでお腹を壊すこともあります。

太りにくいおやつについて②

ダイエット中のおやつならビーフジャーキーは最適です。低カロリーで栄養素がバランスよく含まれるだけでなく、よく噛むために満腹中枢が刺激されます。焼き芋は低カロリーとは言えませんが、食物繊維が至って豊富です。こんにゃくゼリーは非常に低カロリーです。水溶性食物繊維が豊富で、便の改善を促してくれます。

甘栗は食物繊維が豊富で、脂肪燃焼効果も期待できるおやつです。茎わかめは安くて長持ちします。これにも食物繊維が豊富に含まれています。

以上、ダイエット中の太りにくいおやつを拾い出してみました。これまで甘い物に偏りがちであったおやつの内容を改善すれば、ダイエットの効果が上がるだけでなく、健康な毎日を送れることにつながります。